コスプレウィッグの分け目を変える方法とは?
ウィッグにはきちんとつむじがあるので、最初の状態から変えることはできないと考えている人も少なくありません。しかし分け目は変えることが可能であり変える方法も複数あるので、コツさえ掴んでしまてば簡単に好みのスタイルに変更することができます。
ウィッグの分け目の基本的な変え方について
コスプレウィッグに専用のミストや水を霧吹きで吹きかけて、濡れた部分をドライヤーで乾かしていくことによりスタイリングを変えることが可能です。流したい方向に向かってドライヤーを当てることがポイントであり、少し引っ張りながら乾かすとよりはっきりと分け目をつけることができます。
乾いたらワックスやスプレーで固めると、より崩れにくくなり好みの分け目にすることができます。元に戻したいときにも同じようにしたり、シャンプーをしてケアしてから元に戻すのも一つの手段です。
ウィッグを濡らさずに分ける方法
濡らさないと分け目は変えられないと考えがちですが、濡らさなくてもコームの先で分けた後にきちんと押さえながらドライヤーをかけることで分け目を変えることができます。
熱を与えることによりつむじが横にずれるので、跳ねて出てくる毛が発生する可能性もあり、その場合はカットしてしまうのがベストですが、再びウィッグを当初の状態に戻すのならば、切らずに念入りにドライヤーで押さえつける必要があります。
注意しておくべきポイントについて
ウィッグによりデザインやカラー、長さに違いがあるように使われている素材にも違いがあり、手入れの方法や分け目の変え方にも違いがあります。また、どの部分でもつむじにすることが可能というわけではありません。ウィッグにはつむじとして色が付いている部分が決まっているものが多く、その範囲以外はつむじの色がついていないので分け目にしてしまうと、見た目が不自然になってしまいます。
裏返してみるとわかりますが、少し色が変わっている部分がありその範囲がつむじとしての色が付いています。ドライヤーを使うときには耐熱で熱に強いか確かめておくことは必須ですが、耐熱の場合でも近い距離で長時間ドライヤーで熱風を当てるのは避けましょう。長時間熱を加えたり至近距離となれば、ウィッグが傷んでしまったり劣化を早める原因となります。
基本的な分け方としては地毛のヘアセットをするときと同じ感覚となりますが、地毛よりもコスプレウィッグは繊細なので丁寧に取り扱う必要性が高いことは理解しておきましょう。一般的なドライヤーだけではなく、クシの付いたドライヤーを使うとよりセットしやすくなることが多いですが、熱がより伝わりやすくなるのでウィッグの素材に注目しておくことが大切です。
キャラクターになりきるためにはコスプレウィッグは必要不可欠な存在ということは確かであり、分け目一つでも印象には大きな影響を与えることになります。ウィッグを濡らしてドライヤーを当てて変える方法が無難であり一般的な方法となっていることは間違いありませんが、中には非耐熱というウィッグもあります。
分け目をキープしたいときには、ワックスやスプレーといったスタイリング剤も使用しましょう。同じウィッグでも分け目を変えることにより、あらゆるコスプレに対応できるようになります。