コスプレウィッグに外ハネアレンジをつくるには?
コスプレウィッグで外ハネアレンジを作るためには、
「耐熱性のウィッグを用意する」
ことが鉄則です。
毛を外にハネさせるためにはヘアアイロンで癖をつける必要があるので、非耐熱のウィッグだと熱によって商品が劣化してしまうので注意をしておきましょう。
外ハネの注意点は耐熱性
コスプレウィッグは耐熱性と非耐熱性があり、耐熱性ならヘアアイロンの設定温度である約150度~200度くらいまでの熱に耐えることができます。
非耐熱のウィッグにアイロンを使用すると、髪が熱によって溶けてしまいます。
そのため、これから外ハネ用としてコスプレウィッグを購入する方は耐熱性を選びましょう。
耐熱ウィッグといっても、特別に値段が高額になるわけではありません。
人工毛のウィッグについても熱対応がなされているため、こちらもアイロンを使用できます。
〇アイロンを使う際の注意点
また、耐熱性のウィッグに対してアイロンを使用する場合は約150度前後の温度を上限としておく方がベターです。
それ以上だと、さすがに溶けてしまったり変形してしまったりする危険性があるので、注意してください。
また、一つの箇所に長時間アイロンを当て続けないように注意してください。
150度以下の温度に設定していたとしても、ずっと同じ箇所に熱を当てていると思わぬ変形が発生してしまう可能性があるからです。
アイロンを当てる際は、じっくりやるのではなく、すぅーっと軽く流すイメージで行うといいでしょう。
アイロンを使って外ハネを作ろう
耐熱性のウィッグならアイロンを使うだけで簡単に外ハネを作ることができます。
最初に太めのペンなどを使って髪を巻いていき、それをピン止めします。
外にハネさせたい部分をすべて巻き終えたら、1つひとつ丁寧にアイロンをかけます。
基本的にアイロン熱だけでも外ハネを作り上げることができますが、さらに持続性を高めたい場合はアイロン後にワックスを使用しておくと、より長持ちするのでおすすめです。
最後の仕上げにスプレーで固めておくのもいいでしょう。
ドライヤーでも外ハネは作れるのか?
ドライヤーでの外ハネを作れるのかどうかですが、基本的には難しいと思ったほうがいいでしょう。
髪をピン止めして、ハネを作りたい方向にドライヤーの熱を当てていけばハネは多少は形成できそうですが、アイロンのような持続性はありませんし、形も思ったようなハネにはならない場合が多いです。
カットで外ハネを作る
カットが得意な方は、ロング~ミディアムウィッグを用意してカット込みで外ハネを作るという方法もあります。
ショートウィッグとやり方は同じで最終的にはアイロンの力に頼りますが、毛の長さを調節しながら外ハネを作れるというのが利点です。
簡単にやり方を紹介しておくと、
「大雑把に髪を巻いてブロッキングする」→「外ハネしたい部分をカットする」→「アイロンをあてる」
という手順です。
〇美容室へウィッグを持参する
美容師でなければクオリティを保つのが難しいので、理想を再現するために美容室へウィッグを持参するのがオススメです。
医療用ウィッグは対応しているところが多いようですが、美容室のなかにはコスプレ用のウィッグにも対応してくれているところもあります。
まとめ
コスプレウィッグの外ハネはアイロンだけで簡単に再現できますが、耐熱性のウィッグであることが前提となるので、この点はしっかりと抑えておきたいところです。
また、なりきりたいキャラクターを再現したい時はカットが必要になることもあるので、クオリティを重視したいという方は美容師さんに相談してみることも検討してみてくださいね。
カットしてしまうと他のヘアスタイルに対して応用しずらいので、外ハネ用としてウィッグを購入しておく方が良いです。