コスプレウィッグを洗う際の注意点
コスプレウィッグは通常のおしゃれ用のウィッグよりも奇抜な髪色や髪形が用意されていることが特徴的です。
こうしたウィッグを活用すればコスプレの完成度もさらにアップします。
ウィッグはアレンジを行うことでよりキャラクターに近づくことができますが、整髪料やスプレーなどを多用すると汚れも気になります。
そんな場合は洗って汚れを落とすことになりますが、間違ったお手入れではせっかくのウィッグを傷めてしまうことになります。
ここではウィッグの選び方やお手入れ方法について書いていきます。
市販のウィッグを使うメリットを知る
アニメやゲームのキャラクターに成りきるコスプレを趣味としている人は多く存在しますが、コスプレで特に苦労するのはキャラクターの髪色や髪形を再現することではないでしょうか。
キャラクターはピンク、グリーン、ブルーなどかなり奇抜な髪色をしており、それを自毛で再現するとなると手間も掛かりますし、髪も傷めることにつながります。
さらに学校や仕事もあるので、奇抜なカラーに染めるのは難しいものもあります。
その点、市販のコスプレウィッグを利用すれば自毛に手を加えることなく、すぐにキャラクターの髪色やヘアスタイルを再現でき、さらにコスプレの完成度が高まります。
おしゃれ用のウィッグは、本物の髪に近づける必要がありますので人毛が使われていることが多く、それゆえに高価なものも少なくありません。
その点、コスプレ用の商品は化繊などの人工毛が使われていることも多く、安価で入手できる傾向にあります。
最近はコスプレ専用の商品を取り扱うお店も増えていますが、品揃えの良さ、髪質の良さカラーの豊富さなどはお店ごとに違いがありますので、購入する際はじっくり比較して良い商品を提供しているお店を選びましょう。
さらに長時間でも快適に装着できることも大切ですので、通気性の良さなどもチェックしておきたいところです。
アレンジを楽しむことができる
コスプレウィッグは様々なヘアスタイルが用意されていますので、購入後はすぐに使用できるようになっています。
頭の形や顔の大きさなどはそれぞれ違いがありますので、より自然になじませるのであればウィッグのカットやアレンジも考えてみましょう。
ヘアカットは自分で行うこともできますが、失敗すると元に戻すことはできませんので、慎重に行うことが大切です。
自信がない場合はお店に依頼するのも良いでしょう。
簡単にアレンジするのであればワックスやヘアスプレーなどの整髪料を使うという方法もあります。
ドライヤーやヘアアイロンもアレンジに役立ちますが、ウィッグによっては熱を与えることが好ましくない場合もありますので、使用方法は良く確認しておくことが大事です。
そしてウィッグも何度も使っているうちに整髪料や汗、皮脂やほこりなどで汚れが目立ってきます。
こうした場合は洗うことできれいな状態に戻すことができますが、洗い方を間違うと大切なウィッグを傷めることにつながりますので、まずは正しいお手入れ方法を確認しておきましょう。
専用のシャンプーで優しく丁寧に洗う
コスプレウィッグを洗う際の注意点としては、ウィッグの毛はデリケートなものですので、ゴシゴシ洗わずに優しく丁寧に洗うことが大切です。
汚れを落とすのには市販のシャンプーやコンディショナーを使うこともできますが、より安心して洗うのであればウィッグ専用の商品を使うことがおすすめです。
いきなりシャンプーをつけるのではなく、まずはブラッシングで表面の汚れを落とし、毛の絡みも取り除いておきます。
ワックスなどで毛が固まっている場合、ブラッシングは向いていないので省きます。
そしてウィッグに直接シャンプーをかけるのではなく、洗面器にお湯を張り、そこに数滴のシャンプーをたらします。
その洗面器にウィッグを入れ、優しく押し洗いをします。
洗い終わったら水かぬるま湯ですすぎ、タオルで優しく包み込むように水気をとります。
その後はウィッグスタンドがあればそれにかけて自然乾燥させます。
ドライヤーが使える耐熱性タイプもありますが、その場合もあまりに近づけすぎると毛が傷む原因となりますので近づけ過ぎないようにします。
完全に乾いたらブラシやクシを使い、形を整えていきましょう。
コスプレ用のウィッグがあれば、髪を染める、切るなどの手間がなくすぐにキャラクターの髪型や髪色を再現できます。
ウィッグも使い続けるうちに汚れが目立ってきますが、間違った洗い方ではウィッグを傷めることにつながりますので、優しく丁寧に洗いましょう。
耐熱性のないものはドライヤーを使用せずに自然乾燥で乾かします。